技術時報 最新号 抄録
技術時報最新号
記事ラインアップ
放射光X線散乱を用いた結晶化メカニズムの広い空間スケールでの解析
高分子材料は、射出成形や押出成形、繊維化などの流動・延伸・温度変化を伴うプロセスにより、静置場では観測されない「シシケバブ構造」を形成する。シシ構造は高強度・高弾性率材料の分子論的起源と考えられ、超高分子量成分が重要な役割を果たす。本稿では、せん断流動下における結晶化過程での超高分子量成分の効果と構造形成プロセス、結晶化挙動について報告する。
詳細を見るTOMBO™ No.9007-ML 「ナフロン® ML打抜きガスケット」の実機プラントにおけるモノマー流体長期耐久性評価
高分子材料を製造する化学プラントでは、モノマー流体がガスケット内部へ浸透・重合して体積膨張を起こす「花咲き現象」により、ガスケット破損や漏えいが発生する。この現象はシール機能を低下させる要因である。本稿では、花咲き現象を抑制する「ナフロン® ML打抜きガスケット」の特徴を紹介するとともに、各種モノマー流体の浸漬試験および2年間の実機使用評価による長期使用の健全性を報告する。
詳細を見る不定形材料を用いた断熱材の薄肉・複雑成形技術の紹介
昨今の自動車業界では、電動車をはじめとする次世代自動車の開発・普及に伴い、部品の小型化・軽量化や高集積化が進展し、熱マネジメント技術の重要性が高まっている。このため、小型・薄型で複雑な形状に対応可能な断熱材のニーズが拡大している。本報では、不定形材料を用いた断熱材の成形加工により、薄肉・複雑形状を実現するための条件を検討した事例を紹介する。
詳細を見るニチアスの「断つ・保つ」® 技術を支えるCAE
断熱材と発熱体を一体化したヒータユニット「RFモールド®PH」は、優れた断熱性・均熱性によって、炉内での効率的かつ安定した加熱を実現します。
伝熱CAEを用いることで、設計の初期段階で事前に優劣を予測できます。これにより、お客さまへのご提案のスピードと質の向上に加え、お客さま自身の設計検討にも有効に活用いただいています。
