コーポレートガバナンス

ニチアスグループは、経営の透明性、公正性、効率性を高め、企業価値を長期にわたり安定的に向上させることが経営の最重要課題と考えています。

コーポレートガバナンスの強化

当社の取締役会は、当社事業に精通した8名の取締役と、独立した立場から自由に提言できる3名の社外取締役で構成されており、毎月定例日に1回、必要な場合は臨時に開催し、経営上の重要な意思決定を行っています。このほか、稟議案件の承認、全社的な業務運営や個別の重要案件を審議する経営会議を原則毎週開催しています。

また、当社の監査役会は経営監視機能の客観性と中立性を確保するため、専門分野をもつ社外監査役と当社の業務経験がある常勤監査役によって構成され、経営に対して積極的な意見表明を行っています。

コーポレート・ガバナンス体制図

コンプライアンス

当社グループのコンプライアンス活動の基盤は、毎月の本部委員会と3カ月に一度の支部委員会にあります。第三者機関による「総合通報窓口」を開設し、より透明性の高い体制を実現しています。お客さまや社会からの期待に応え、責任を果たしていくために、コンプライアンスを最優先する組織・風土づくりを進めています。

現場に根差したコンプライアンス推進体制

グループ横断的な視点からコンプライアンスを推進するために、その専門組織として、管理本部のもとにコンプライアンス室を設置いたしました。

コンプライアンス室では、コンプライアンス活動方針に沿った具体的な諸施策の立案・実施や各職場での実践状況の把握、課題に対する提言・助言のほか、コンプライアンス・カウンター(内部通報窓口)に寄せられた意見、事案について、公平・公正、誠実に対応しています。

また、国内外の各事業所、グループ各社ではそれぞれにコンプライアンスを推進する支部委員会が組織され、各職場の課題に対応した独自の行動指針を策定・周知するなど、主体的な推進活動を行っています。

コンプライアンス体制図
コンプライアンス体制図

継続的な情報発信でコンプライアンス意識の啓発活動

当社グループではコンプライアンスの理解促進、実践のために定期的にコンプライアンス啓発情報発信を行っています。

社内イントラネット内の「コンプライアンス・ポータルサイト」では、その時々に取り組んでいる活動と連動したテーマ、世の中の事例を通してコンプライアンスの本質を理解するコンテンツなどを発信しており、各事業場、グループ各社のコンプライアンス支部委員会が中心となって、全従業員へ周知しています。

また、2020年は「パワハラ防止」をテーマとし、ハラスメントを起こさない健全なコミュニケーションを風土として醸成していくためのヒントを掴んでもらうきっかけ作りを目的に4コマ漫画によるケーススタディを使い、各事業場、各グループ会社の社内内部講師による研修を実施しました。

内部統制評価

当社グループ全体の企業価値の向上を図るため、内部統制にかかる体制を整備し、その評価の仕組みを構築しています。公正性・独立性を明確にするため、社長直轄の内部統制監査室を設置し、当社グループの内部監査を計画的に実施しています。

2020年度は、コロナ禍により一部リモート監査に切り替え、ニチアス本体12拠点、グループ会社8拠点(国内7、海外1)を対象に内部監査を行いました。いずれの拠点も、管理状況は良好であることを確認しました。また、当社グループの財務報告に係る内部統制は有効と判断する「内部統制報告書」を作成、提出しています。

知的財産の保護

当社グループでは、知的財産(知財)を重要なものとして位置付け、新たに創出した技術については、権利取得を積極的に推進しています。また、新製品発売時には他者の知財権を尊重し、権利侵害がないよう適宜調査・確認を実施し、適切に対応しています。

また、自社ブランドの権利化を各国で進めるとともに、模倣品調査を適宜行い、対処することで自社ブランド価値の維持・向上および利用者の安全確保に努めています。

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