当社は、このたび、「気候関連財務情報開示タスクフォース（以下、TCFD）^※１」の提言への賛同するとともに、賛同企業や金融機関が議論する場である「TCFDコンソーシアム^※２」に参画したことをお知らせします。

当社グループは「断つ・保つ」の技術を基盤とした保温・断熱・保冷などの機能を備えた製品およびサービスの提供を通じ、産業界のCO₂排出量削減に貢献してきました。
このたび、当社は、企業の継続的な成長と持続可能な地球環境・社会を同時に目指すサステナビリティ経営の一環として、気候変動への対応を一層推進していくため、TCFD提言への賛同を行うことと致しました。
今後は、TCFD提言に基づき、ガバナンス、リスク管理体制の構築を行うとともに、気候変動が当社の事業に与えるリスクと機会及びそれらへの対応策といった戦略の検討、関連する指標と目標設定に取り組み、情報開示を行ってまいります。

■ニチアスグループ　気候変動への取組み
https://www.nichias.co.jp/sustainability/environmental_efforts

※１ TCFD
G20からの要請を受け、金融安定理事会（FSB）が2015年に設立。気候変動によるリスク及び機会が経営に与える財務的影響を評価し、「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」について開示することを推奨しています。

※２ TCFDコンソーシアム
企業の効果的な情報開示や、開示された情報を金融機関等の適切な投資判断につなげる取り組みについて議論する場として、2019年に設立。TCFDの提言に賛同する企業や金融機関等が取り組みを推進しています。