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マキベエ®にて「SuMPO EPD」を取得

2026/06/19 製品関連

 ニチアス株式会社(本社:東京都中央区、社長:亀津 克己 以下、当社)は、この度、建築物の内鉄骨造の梁・柱の耐火被覆材として使用される巻付け耐火被覆材「マキベエ®」について、製品の全ライフサイクルステージにわたる環境情報を定量的に開示する「SuMPO EPD」を取得いたしました。

 今日の温暖化の影響による環境の変化が著しいなか、各国の2050年カーボンニュートラル実現に向けた動きが活発化しております。全世界のCO2排出量のうち約37%は、建設部門から注1と言われ、現在建設業界はZEHやZEBを推進し「くらすときのCO2排出量(オペレーショナルカーボン)」の削減を進めています。一方、オペレーショナルカーボン以外の「建設から解体までのCO2排出量(エンボディドカーボン)」は削減が進んでおらず、建築物1棟建設時に要するCO2排出量を見える化するために、国土交通省主導で2028年度を目途に建築物のLCA実施を促す制度の義務化が予定されております。

マキベエ®のEPD取得

 こうした背景から、当社としてはフリーアクセスフロア(オメガフロア®M300A等)、けい酸カルシウム板(エコラックス®等)に続き、ロックウール耐火被覆材注2のマキベエ®において国内初の「SuMPO EPD」を取得し、製品の環境影響をCO2排出量のみならず大気や水域への影響などを多面的に評価し、質の高い環境情報を提供することといたしました。

SuMPO EPD: https://ecoleaf-label.jp

図1.マキベエ


 

図2.マキベエ施工例


 

二次元コードよりマキベエのSuMPO EPDが閲覧できます


 

 「SuMPO EPD」を取得した製品は、J-CAT注3をはじめとする建築物1棟あたりのホールライフカーボンの算定ツール各種にも反映され、今後活用されることが見込まれております。
 当社グループでは、2050年カーボンニュートラルに向け、自社のCO2直接排出削減に加え、サプライチェーンでのCO2排出削減に取り組んでおります。今後は自社製品において製造時の更なるCO2等排出量の削減に挑み、建設業界のCO2削減に一層貢献してまいります。

【問い合わせ先】ニチアス(株)建材事業本部 TEL:(03)4413-1161

【マキベエ特設サイト】 https://www.makibee.nichias.co.jp

SuMPO EPDとは

 「SuMPO EPD」は全ライフサイクルの環境負荷をLCA(ライフサイクルアセスメント)手法で定量的に算定し、その数値に対して第三者が検証を行い、信頼性の高いデータを開示する環境ラベルであり、ISO14025に該当します。
 「SuMPO EPD」を取得した製品は、ビル建築の施主や工事業者にとって、グリーン調達のための判断材料となり、米国グリーンビルディング協会が管理するLEED認証注4においても、「SuMPO EPD」を取得した製品を使用することで認証時の評価向上に貢献いたします。




 

注1:global alliance for building and construction(2021)
注2:認定PCR番号PA-177100-CO-01「ロックウール耐火被覆材」の製品種別の対象
注3:「J-CAT/Japan Carbon Assessment Tool for Building Lifecycle」は、ゼロカーボンビル(LCCO2ネットゼロ)推進会議のもとで開発された、建築物のライフサイクル全体を通じたCO2をはじめとするGHG(温室効果ガス)排出量の算定ツール(算定ソフトおよびマニュアル)のこと。一般財団法人住宅・建築SDGs推進センター(IBECs)のホームページ上で公開されている。
注4:LEED認証とは非営利団体USGBCが開発、運用し、GBCIが認証の審査を行っている、ビルト・ エンバイロンメント(建築や都市の環境)の性能評価システムです。コストや資源の削減を進めながら、人々の健康に良い影響を与え得ることに配慮し、また、再生可能なクリーンエネルギーを促進している建築物の認証を行っております。