壁の上部は、防湿フィルム(印字されている側)を室内側にして、はりの見付面にフィルム耳を30mm以上重ねてタッカーで留め付けます。
(約200mmピッチ)
側部(柱・間柱に接する部分)は、柱見付面にフィルム耳を30mm以上重ねてタッカーで留め付けます。
(約200mmピッチ)
壁の下部は、フィルム耳を30mm以上重ねて床合板に留め付けます。
(約200mmピッチ)
注意事項
マットとはり・柱間にすき間なく、表面にたるみができないように留め付けてください。
フィルム耳は柱の側部ではなく、見付面に留め付けてください。
防湿フィルムが破れた部分は気密テープで補修してください。
上段マット短辺部分の防湿フィルムと透湿フィルムをはがします。
上段のマットに下段のマットを密着させてフィルム耳を柱・間柱の見付面にタッカーで留め付けます。
上段マットの防湿フィルム継ぎ目部分を気密テープで処理します。
側面の透湿フィルムをカットします。
ロックウールを抑えながら、防湿フィルムをカットする位置まではがしておきます。
壁幅の寸法を測定し、約20mm余裕をみた寸法でロックウールをカットします。
はがした防湿フィルムを戻し、フィルム耳を柱・間柱の見付面に30mm以上重ねてタッカーで留め付けます。
壁長さの寸法を測定し、約50mm余裕をみた寸法で防湿フィルムのみをカットします。
防湿フィルムをはがし、壁長さの約20mm余裕をみた寸法でロックウールをカットします。
はがした防湿フィルムを戻し、フィルム耳を胴縁の見付面に30mm以上重ねて、タッカーで留め付けます。
防湿フィルムをはがします。
裸のマットを筋交いの裏に入れます。
筋交いの両側に沿って、マットに厚み半分ほど切り込みを入れ、筋交い見付面と同面になるよう引き上げます。
はがした防湿フィルムをかぶせ直し、柱・間柱の見付面に30mm以上重ねてタッカーで留め付けます。
防湿フィルムを室内側に向けて二つに折って入れ込みます。
隙間が生じないようにマットを奥に敷き詰めます。
野縁の室内側に別張り防湿フィルムをタッカーで留め付けます。(約200mmピッチ)
施工後
4~7地域に適用できる仕様
4~7地域では、内装下地面材の端部に木下地がくるように野縁を組めば、別張り防湿フィルムの施工は省略することができます。
※断熱材を2枚重ねて施工する場合を除く